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ここ数年海外のロングトレイルに参加している。

今年2018年も4月のZION100mileに始まり8月はCCC、10月にはクロアチアの100km、そして12月は恒例台湾の40kmだ。


そもそもトレランはそんなに好きでは無い。好きなら鎌倉の山をもっと走っている。それでも魅せられるのは、海外ロングトレイルの圧倒的な非日常感と不確実性にある。


トレランは不整地ゆえに一歩一歩に神経を使う。傾斜は一様でなく天候は不安定だ。長時間に渡るので補給や装備にも気を配る。不確実な要素が多く複雑な対応を求められる。

海外では国内の日常が通用しない。格安バスは遅れ、時にはレンタカーで悪路を走り、時差で眠れないことも多い。スタートに立つまでもが非日常の極みとなる。

それを楽しむとフルマラソンがトラックレースのように感じられてしまうのである。


トレイルランナーの目標として、マイラーを目指していた。100マイルすなわち160kmレースの完走である。日本国内のレースでマイラーになるのは難しい。まず100マイルのレースが少ない。メジャーなのはUTMFだが男子の抽選倍率は高い。おんたけ、信越五岳、彩の国はハードである。


しかし海外に目を向ければ、完走できそうな100マイルレースは数多い。
ITRAのレースカレンダーで検索するとほとんど毎週のように100マイルレースが開催されている。UTMBのようにメジャーな大会もあるが、参加者100人程度のアットホームな大会も多い。参加者が少ないと渋滞のストレスは無くエイドが混雑することもない。


そして難易度が高くない大会が多い。日本の急峻な山に比べて、大陸の山々は雄大だ。距離に対して累積標高が相対的に低い。私のITRAの成績指数でも完走できそうな大会が多いのだ。


これが海外で100マイルの魅力である。


小原誠  鎌倉在住のトレイルランナー







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